顎関節症と関係する栄養素
2025/02/28
皆さんこんにちは!
OWL鍼灸整体院です🦉
今回は顎関節症と関係する栄養素についてお伝えします。
〇食事が顎関節症に与える影響
硬い食べ物や粘着性のある食べ物は、顎に余計な負担をかけることがあります。
これにより、顎関節症の症状が悪化する可能性があります。
一方で、柔らかく栄養価の高い食べ物は、顎の負担を軽減し、症状の改善に役立つことがあります。
食事を通じて症状を管理することは、顎関節症の方にとってとても有効的です。
〇適切な食事、栄養素
顎関節症においては、食事の硬さや質感が重要な要素となります。
柔らかくて簡単に咀嚼できる食品を選ぶことが推奨されます。
また、抗炎症性の食品を取り入れることも、症状軽減に役立ちます。
必要な栄養素は以下の通りです
①ビタミンD
ビタミンDは顎関節症の改善に効果的です。
ビタミンDは、腸管からのカルシウム吸収を助けてくれる栄養素です。
そのため、不足するとカルシウムの生成がうまくいかなくなります。
またカルシウム不足は骨格にも影響を与え、顎関節症にとっても良くありません。
よって積極的に摂取する必要があります。
ビタミンDは主に紫外線を適度に浴びることで生成されます。
食事で補う場合は肉類、卵、バターなどの乳製品に多く含まれています。
②食物繊維
食物繊維も顎関節症と大きく関係する栄養素です。
睡眠中の歯ぎしりには、歯が欠けたり歯周病が悪化したりといった影響があります。
さらに顎関節が痛くなり、顎関節症の症状が進行してしまうおそれもあります。
食物繊維の摂取で睡眠中の歯ぎしりを軽減できることが期待されます。
もちろん、睡眠中の歯ぎしりの軽減は顎関節症の症状軽減にもつながります。
③タンパク質
タンパク質も顎関節症との関連性があります。
人が睡眠状態に入ろうとするときには、メラトニンというホルモンが大きく関わります。
メラトニンは眠りを誘うホルモンですが、顎関節症になると分泌が抑えられます。
つまり寝つきが悪くなるということです。
また眠れないことのストレスにより、さらに顎関節症は悪化するおそれがあります。
このとき摂取すべきなのがタンパク質です。
タンパク質にはトリプトファンという成分が多く含まれます。
トリプトファンは体内で最終的にメラトニンに変化します。
よって快眠効果が期待できます。
〇ストレスと食事
ストレスは顎関節症のリスクを高めることが知られています。
リラックス効果のある食事は、ストレスを軽減し、顎の緊張を和らげることができます。
ストレス管理には、適切な栄養摂取と並行して、リラクゼーション技法も有効です。
〇食事管理
顎関節症は慢性的な状態であるため、継続的な管理が必要です。
食事の選択を通じて、顎の健康をサポートすることが可能です。
長期的な視点で食事と顎関節症のバランスを取ることが、症状の管理に役立ちます。
顎関節症は、日々の生活に影響を及ぼす可能性がありますが、適切な食事と管理を通じて、その影響を軽減することができます。食事の選択は、顎関節症の症状を和らげ、生活の質を向上させる強力な武器となり得ます。
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