関節リウマチと季節は関係あるのか!?
2025/02/07
皆さんこんにちは!
OWL鍼灸整体院です🦉
今回は関節リウマチと季節は関係あるのか!?についてご紹介します。
まず、関節リウマチとはなにか?
日本では約70〜80万人程の患者がいるといわれるメジャーな病気です。
『リウマチ』という言葉の語源は、ギリシャ語で流れるという意味で、脳から出た悪い液がたまって関節が痛むと考えられてきました。
現在では、関節が炎症をおこし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能は失われ、放っておくと関節が変形してしまう病気です🦴
ちなみに、原因は長い間研究されていますが、現在もはっきりとは解明されていません。しかし、自己免疫疾患だといわれていて、ウイルスや細菌などの異物から体を守るための免疫システムに異常が生じ、誤って自分の体を攻撃してしまっていると考えられています。関節を包む膜(滑膜)に炎症が起こり、だんだんと厚みを増し、滑膜内の水分量が増すことで腫れや痛み、悪化すると関節の変形を起こしてしまいます。
症状としては、腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じます。発熱や疲れやすいなどの症状も出てきます。
早期に現れる症状としては以下のものがあります
①朝、起きたときに手や足の指がこわばり動き
にくく、30分程度で症状が治まる。
②手の指の付け根や手首など多くの関節が同時に腫れる。
③関節に痛みが生じたり、腫れて熱っぽく感じる。
④何となくだるさがあり、疲れやすい。
37℃台の微熱や食欲不振、体重減少が続く。
などになります。
季節によって症状に差はあるのか!?
症状には、個人差が大きく天気に関わらず問題なく過ごしている方もいますが、梅雨の時期や台風前など低気圧が近づくと症状が出てくる方が多いという報告もあります☔️
痛みが強い梅雨の時期を乗り越える工夫
湿度調節を意識する🥵
梅雨の時期や台風前になると湿気が多くなります。出来るだけ室内の湿度が上がり過ぎないように、室内ではエアコンの除湿機能を活用してみましょう。さらに、服装は、通気性や吸湿性のよいコットン生地などの、さらっとしたゆったりめの服がおすすめです。
お風呂に浸かる🛀
お湯は少しぬるめの38~40℃程度で10~20分ほど湯舟に浸かりましょう。熱感がなければ温めるとよいとされています。入浴は、体を温め、適度な水圧がかかるため血液の循環を良くし、筋肉や精神的にもリラックスしやすくしてくれます。さらに、好きな香りの入浴剤などを使ってみるのもおすすめです。ただし、長風呂はかえって疲れてしまうので、痛みが強いときは短時間で済ませるようにしましょう。
質の良い睡眠😪
湿気の多い時期は何かと疲れも出やすくなるため、疲労回復のためにも質のよい睡眠が取れるように意識してみましょう。入浴でしっかりと血行を良くして、寝る前30分程度はゆっくりと深呼吸や足裏のストレッチなどをして、ゆっくりと体温をさましていきましょう。ゆっくりと体温が下がっていくことで、眠気が誘発されやすくなるといわれています。
このように、梅雨の時期や低気圧の時でも対策出来ることはあるので、ぜひ試してみて下さいね😊
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