骨盤前傾によるテニス肘への影響
2025/01/17
皆さんこんにちは!
OWL鍼灸整体院です🦉
今回は骨盤前傾によるテニス肘への影響についてご紹介します。
まず、テニス肘とは何か軽く説明します🎾
テニス肘とは、肘の外側上顆といわれる指・手関節を伸展する前腕の伸筋腱群とつながっている部位が炎症で痛む症状です。
原因は主に使いすぎ(オーバーユース)や、筋肉の柔軟性が低下した状態でのプレーなどで起こってしまいます。
では、テニスの上級者ではどうでしょうか??
テニスの上級者はプレー回数が多く、オーバーユースし易い状態にあります。しかし、上級者ほどテニス肘になりにくいと言われています。その主な理由が、力みがなく、スイートスポットと言われる場所で球を捉えている事にあります。
上級者はスウィングの回数は多いかもしれませんが、適切な力でスイートスポットへ当てているため、1 回1 回の肘へのダメージが少ないのです。逆に、テニス初中級者はスウィングの際に必要以上の力が入っていたり、スイートスポットで球を打てていない事から、肘へのダメージが蓄積してしまうのです。
保存療法では治癒速度が遅い理由
テニス肘は炎症が発生している状態なので、まずは肘を使わずに安静にしているのが重要になります。その上でストレッチを行うのが一般的です。
いわば、治るのを待つ状態ですが、人によって治り方のスピードが異なります。
治りがいい人と悪い人の違いは全身の血流にあります。
テニス肘の治癒速度を左右する全身の血流
テニス肘を患っていて、安静にしているのになかなか治らないという患者さんは、腰にも痛みを感じているケースが多くあります。
全身の血流を左右する重要な部位は、腰の一番奥の筋肉=腸腰筋です。
腸腰筋の機能低下があると全身にはこんな影響があります。
①デスクワークなどの座りすぎが、腸腰筋の機能低下を引き起こします。
②腸腰筋が固まる事により前方への力を発生させます。
③ 前かがみの力に逆らって後ろに引き戻そうとします。この時に脊柱起立筋が後ろに引き戻そうとするので腰が疲労し、腰痛を引き起こします。
④前方への力により、大腿四頭筋に負荷がかかり骨盤が前傾します。
⑤同じく前方の力により背中が丸まり、首が前方に突き出します。それにより、肩こり、ストレートネックと言った症状が起こっていきます。
つまり、テニス肘を根本的に治療するには、骨盤の前傾や、弱くなっている筋肉の強化がテニス肘を治療する近道になります!
テニス肘を治す生活習慣のアドバイス
腸腰筋が悪い患者さんはデスクワークの方が圧倒的です。
同じ姿勢のままでずっと仕事をすることによって腰に張りやコリの症状がでてきます。
30分に1度は立って腸腰筋のストレッチをする事で治るのも早くなりますし、再発しにくい身体をつくることができます。
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